冬の金剛山登山そしてキャンプ(自作シュラフカバー2号機テスト)

との

2012年01月28日 16:16

初めまして。

これが初めての記事投稿になります。

今まで某SNSで日記を書いてましたが、アウトドア系はこっちも書くことにしました。

アウトドアな日記、自作もの、個人輸入を含むお買い物を中心に書いていきたいなぁと思います。

宜しくお願い致します



先日、初めて雪山登山に行ってきました

金剛山です。

周りにアウトドアな友達はいないので、これまで全て独学。(といっても勉強した覚えはないw)
いつも一人でツーリングや野宿旅行、登山など行ってきましたが、まだ冬山登山はしたことがありませんでした。
「冬山は危険」、「最初は経験者と登るべき」という認識はありましたが、そんな事では一生どこの山も登れないと思いましたので、いつも通り一人で登ることにしました。
なので、家から近くて初心者でも登りやすそうな金剛山を選びました。(→結果、正解でした)
登山回数がある山だからか、平日でも多くの登山者が居ました。
また頂上には高校生の団体、翌日の下山時には小学生の団体と遭遇。。。

そんなこんなで基本的に冬でも道に迷うことは無さそうです。(一番メジャーな登山口での話ですが)

軽アイゼンも初めてです。
モンベルのチェーンスパイク。


8合目付近から樹氷が凄い綺麗でした
画像サイズ大きいかな・・・。いつも日記書いてる某SNS用に現像した画像をそのまま流用してるけど。。
ナチュブロ初めてやからどの程度が良いんか分からん・・・。てか100Mバイトしか使えんって・・・。




山頂では-6℃と表記されてました。


この後、展望台→キャンプ場へと移動。
管理人のオジサン2人がめちゃ親切やった。
厚めのアルミマット2枚も貸してくれました。初めての雪山キャンプテストとしては、かなり過保護すぎる装備になってしまったけど。。
しかも雪の上じゃなくて、木のテラス(?)みたいなテントサイトの上やから余計。
一応、広場の雪の上にもサイトはあったんやけど、初めてやから無難に木のサイトを選びました。
持ち込みテント500円なり。
テントはプロモンテのVL-13


==================================================
っと、ここでちょっとウチのテント歴を。といってもまだ1年目。
最初は小川キャンパルのフレッサ23というツーリングテントを買ったのですが、結局かさばるし重たかったので、
次にタイベックシルバーで三角テントを自作しました。
iPhoneの画像しか残ってませんが、こんなもの。右側に坂になってて、かなり引きずられてますw

この自作のテントで長野で野宿&八ヶ岳(美濃戸口~赤岳~横岳~硫黄岳~稲子湯)にいきました。八ヶ岳では使ってないですよ!八ヶ岳ではただのお荷物でした。。
登山前日の野宿と、登山後の野宿に使いました。
でもこれもポールとかグランドシートとか全部合わせると1kgちょっとになってしまうので、型落ちで安くなっていたVL-13を購入しました。
それ以降ずっとVL-13ばっかり使ってます。ダブルウォールで1.3kg、クロスポールで設営は超簡単。
四国一周ツーリングも、大阪-門司ツーリングもこいつと共にやってきました。このテントでプロモンテ大好きになりました
==================================================

話は金剛山にもどり・・・



夕焼けを撮りに、展望台まで戻ってきました


雲が多くてちょっと残念


そしてお楽しみのテント泊
テントってなんでワクワクするんでしょうか。いろんなテント使ってみたい。

テントで早速、棒ラーメンを調理。炊事場があるけど、寒そうなのでテント内で。
テント内での火気使用は注意してくださいね!って初心者が言ってもねぇ。笑
以前から使用しているバーナーはこれ。

イワタニ産業(Iwatani) イワタニカセットガスジュニアバーナー2






ガスはこれを持ってきました。

ユニフレーム(UNIFLAME) プレミアムガス ショート






ご飯食べた後は寝る以外なにもすることが無かったので、寝袋に入って寝る準備・・・。
だが寝られない・・・。いつもより時間が早すぎる・・・。

ちなみにシュラフにも自作ものを使ってます。
使用したシュラフはNANGAの3シーズン用シュラフ

ナンガ(NANGA) センターZIPバック 350DX

カラーは違いますが、これと同じやつですね。




それに加えて、ポリエステルスエードという生地で作ったインナーカバーとタイベックシルバーで作ったシュラフカバー(2号機)を使いました。
これは以前撮った写真。

1号機はタイベックシルバーのみを使用したカバーだったのですが、こないだのツーリング中、尾道で外気温-3℃ぐらいの時カバーの内側が結露し、その結露がシュラフと接触してダウンを濡らしてしまった経験がありました。
それの対策として、カバーの上側(お腹側)に化繊中綿をキルティングする案を思いつきました。
カバー内側が結露するなら、その結露を吸水、うまくいって拡散までしてくれる素材を挟めばいいじゃないかという単純な案。
単純に予備のフリースの衣類をシュラフとカバーの間に詰め込んでもいいかなと思いましたが、ズレ落ちたりしそうなので化繊キルト構造にしました。
生地屋さんでポリエステルの中綿と生地を探そうかと思ったのですが、非常に良い生け贄を発見しました。
これです。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) プレーリー 封筒型シュラフ600






これのインナー生地と中綿をそのまま流用しました。
ただウチが使ったのは、中綿量800gのやつです。そこから中綿量を剥ぎ取って調整、あとはタイベックに縫い付けて結果的に330gのシュラフカバーになりました。上のやつでも良かったですね。

この対策が今回の実験で大成功!

朝起きたあと、まずシュラフの表面を触って確認。
めちゃ冷たくて濡れてるように感じたけど、冷たいだけで濡れてはいなかった。
テントの内側も結露なし。

あれぇ~?ラーメンも食べたし、湿気はどこに行ったんだろ~?と不思議に思ってましたが、
シュラフカバーを脱ごうとしたとき、今までにない感触が・・・

「パリパリパリ・・・」

うぉ!シュラフカバーの内側が結露して凍ってるよ!
化繊キルトの部分まではいかないけど、おそらくタイベックシルバーの生地の裏側が凍ってる模様。
※この夜の気温は-8℃前後だと思います
でもこれで判明したことは、化繊キルトを挟むことでダウンシュラフを結露から守れたということ。
おそらくキルトじゃなくただのタイベックシルバーのみだったら、シュラフ表面とカバー内側が両方結露&凍結してたと思う。
若しくは、シュラフ表面は結露で濡れたままで、カバー内側だけ凍結というパターンか。

ついでにこのシュラフカバーは、ショルダーウォーマー機能のないシュラフを、ショルダーウォーマー付きっぽくするために、フードは省略してある。
首もとで絞ればシュラフごと絞られて外気をシャットアウトできる。首付近のロフトは押しつぶされてしまうけど、こちらのほうが断然暖かくなる。(というか使ってるNANGA 350DXの出来がちょっと今ひとつだと思う。。)
これもちょっとした改良点。1号機はフード付きで要らんなぁと思ってた。

その後また朝食に棒ラーメンを食べ、一人雪遊びを少し楽しんだ後、9時頃から下山開始しました。

今回は自作のシュラフカバー2号機の性能を計る目的があったのですが、結露対策に関しては期待通りだったので良かったです
-8℃でもまだ余裕がありそうだったので、これ以上寒い場所でキャンプしない場合はNANGAの350DXでいけそうですね。

でもお金さえあれば、ボックスキルト構造でショルダーウォーマー付きの寝袋が欲しいです・・・。450DXか600DXか・・・。
あのブラック x パープルの配色好きだなぁ~。欲しいなぁ~。笑
いや、でも冬はサイドジッパーかなぁ~。。

関連記事